小型犬に小粒は間違っている!?
よく小型犬用として販売されているドッグフードは いったい何が小型犬用なのかご存知ですか? 他との一番の違いは粒の大きさですね。小型犬のように口が小さな犬でも 簡単に食べられるように工夫されています。 また、小型犬の方がエネルギーを多く消費するため カロリーが高い場合も多くあります。
では、小型犬には本当に小粒タイプのもが良いのでしょうか? 実はワンちゃんによっては小粒すぎるとダメな場合もあるのです。 あなたのワンちゃんはしっかりと噛んで食べていますか? 特に食いしん坊のワンちゃんの場合、 噛まずにそのまま丸呑みしてしまう子もいます。 そうすると消化吸収に時間がかかり内蔵への負担が大きくなってしまいます。
ワンちゃんがドッグフードを口に入れたあと どんな風に飲みこんでるのか見てみてください。 しっかりと噛んで飲みこんでいるのなら心配いりません。 しかし、ほとんど噛まずに飲んでいるようなら ドッグフードの見直しをする必要があります。
若いうちはまだ良いですが、年を取り内蔵の機能が低下すると、 お腹を壊して嘔吐や下痢の症状が出ることも考えられます。 また、よく噛むことで歯石がたまりにくく 歯を丈夫に保つことが可能です。
ただ、粒があまりに大きすぎると噛むのが面倒になり 食べるのをやめてしまうワンちゃんもいます。 いちばんよいのは、ワンちゃんが食べる気を無くさないギリギリの大きさ。 これを見極めるのはなかなか難しいですが、 ワンちゃんの丸呑みが気になる飼い主さんはぜひ試してみてください。